2019年05月07日 05:45

全有連代表交代のお知らせ

2019.5.1  全有連代表交代のお知らせ
みな様には、長年に亘り全有連や米山を支えて下さり心より感謝いたしております。全有連の発足は国内外において食糧汚染や環境汚染が深刻な状態で進行中の最中でした。特に「沈黙の春や複合汚染」の著書から農薬や化学物質の怖い実態を知らされ、また研究者からは水質や大気汚染の現状も報告され始めた1980年代に、食の安全性に危惧を抱き始めた消費者の方々と生産者などが安心して食べられる農産物を作ろうと云う目標を掲げる人たちを集い、全有連が誕生しました。
消費者宅へ野菜の普及活動をしていると「主人は農薬会社に勤務しているのに私が農薬を使わない野菜を求めるなんておかしいですわね」と言いながら会員になってくれた主婦がいました。旦那さんの仕事の関係で、農薬の怖さを十分に知り、主人や子供の健康を考えると、と言いながら入会されました。全有連の会員さんも同じような心境だったろうと思います。数年前出版した全有連の「食と命」に思いを述べて下さった方々も同じ言葉が多く書かれていました。
15年ほど前、佐藤 強が全有連の理念に共感し入社し、その後、食を通して、健康問題や環境問題、生態系のバランスなどを学び、そして今、家族の健康は何よりも優先とする生産者たちと共に、より安全な作物づくりに汗を流しています。そのお陰で私は10年ほど前から山形山農場で野菜づくりに専念できるようになり、全有連の運営を米山宏子と佐藤強の二人に任せて来ました。
元号の変わった五月、佐藤強を全有連の代表として運営の全て任せることにしました。まだ若輩ながら、しっかりした考えを持ち、公私ともに全有連の理念に則った生活をしており、より安心度の高い全有連を築き上げる事と思います。みな様方には、今後とも全有連とニューリーダーをお引き立て頂きますよう心からお願い申し上げます。
私は山形山農場で野菜づくりを生涯とし、みなさんから褒められる味と安全の追求に賭けたいと思います。また、たくさんの方々が農場に遊びにお出で下さいますことを心よりお待ちしております。



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