2014年06月09日 02:06

生長の速さは複利的

 
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 子供の成長は早い。2,3年も会わずにいると別人のように大きくなって驚いてしまう。野菜も同じで一月もすると見違えるほど生長している。写真のキャベツは本葉二枚(5月11日)の時、保育士さん達が定植した稚苗であったが、わずか30日で葉面積は70倍ほどに育った。
 
 動物と植物では細胞分裂が少し違うようだが、複利的に増殖する生命の仕組みは弱者期間をいかに短い時間で駆け抜けるか、それが生命の存続や種の保存につながる事になる。野生の動物なども、生まれて間もなく、よろよろと立ち上がったかと思と飛んだり跳ねたり、走り回る光景を目にする。これなども、この時期は食物連鎖の対象になりやすいからで、野菜も双子葉や単子葉の時、それに本葉の出始めの頃の稚苗は虫やガスの攻撃を受けやすい。だから両手で包むようにして守ってあげなければ良い苗に育ってくれない。
 
 あと30日もすると、このサワー系のキャベツは食べごろとなり会員さんや保育士さんたちの五感を刺激することになる。特に今年は土壌の物理性が高まったこと、モンシロチョウ等の害虫の発生も少なかったこともあり、この分なら形も味も極上のキャベツを真夏の暑い夜に食べられそうだ。今日は畝間の草をとってあげよう。
 
 


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