2013年05月29日 16:34
食育と農業体験
先日、鳩の森の先生方が40人ほど、山形山農場に研修に来てくれた。この保育園では、園児の心身の健康は食べ物が占める割合が大きいと園長先生の理念。
毎年訪れては農業体験から食のあり方を学び、今年も本葉が出たばっかりのキャベツの稚苗を2000本ほど定植し、防虫ネット張りも体験して帰った。
若い先生方がTPPを心配し、日本の食糧現場が力を失ったらどうしようと、自分たちが出来ることは何でしょう。と真剣に尋ねてくる。
私が最も怖いのは、アメリカのフードインクの実態、中国農産物の現状から観た食品衛生である。基準値や倫理観の認識が日本人とは大きく違う。TPPで有病者が増える事を私は最も恐れている。
貝原益軒は言った。水は人の天性を左右するものであるから、自分の飲む水を良く選ぶことである。
一生に一度しかない人生を甲斐あるものに生きるには、安全な食べ物を摂るしかない。と私は思う。