2018年09月

2018年09月27日 05:24

2018.10.1 白菜の美味しい季節 
 
  四季のあるお陰で季節ごとに料理が楽しめる。秋はオシャレも愉しいが、何と言っても食べ物がおいしい。完熟白菜をたっぷり入れた鍋料理を食べたいと種苗会社が推奨する白菜の種を蒔いた。品種は、秋の祭典、冬の祭典、黄皇の3種類、中生種と晩生種である。どれも加熱すると緻密な肉質がトロリと口当たりのいい食感になるのが特徴らしい。農場内にはコオロギが多く秋の白菜作りをしばらく控えていたがそのコオロギの食害を心配しながら食欲を優先させて蒔くことにした。案の定、入院中に三分の二は食われてしまった。
 
種は8/7にポットに蒔く。発芽も生育も順調で8/25日頃に定植を予定。移植する畑には完熟堆肥をたっぷり入れ準備万端に整えた。定植日が近づいても雨は一向に降らず一日待ち二日待ちしているうちに9月に入り結局定植したのは9/3。 9/5は台風21号が通過する日、9/4にモンシロチョウとコオロギの防虫ネットを張る準備を急いだ。それに定植時に踏み固めた畝間の中耕も済ませた。この作業を怠ると台風後の雨で畑がドロドロになり作業性が悪く何倍もの苦労することになる。
 
秋野菜の播種や定植が一日遅れると収穫が一週間遅れると言われている。まさにその通りで晴耕雨読をいったん棚上げし、秋の仕事は少々の悪天候でもやっておかなければならない。人間には感じ取れない微妙な気温や光や日照時間の変化などを植物は高度なセンサーで成長の仕方を調整している。雨の関係で8/25日ごろの定植予定が大幅に遅れたが。それは大きな反省として、遅れた白菜の成長を如何に取り戻すかは、これまで学んだ知識と技術で頑張るしかない。
 
ところが定植後体調を崩し大事な白菜の成長期と防虫対策期に入院するハメになった。それでも9.24からは畑に出て有機酸、即ち木酢液とアミノ酸液、ミネラル液を葉面散布している。木酢液は希釈倍率を下げ濃くした状態で葉面散布をすると成長が抑制される。ところが希釈倍率を高め薄めた状態で葉面散布すると成長を速めることが過去の実践で分かっておりほぼ毎日散布している。アミノ酸は細胞増殖に欠かせない物質、ミネラルも植物にとって必須栄養素、これらを葉面散布することで12月の降雪前には大きく育った白菜をみなさんにお届け出来るはず。頑張ります。ご心配かけた身体はもうすっかり回復しオレンジのサロペット姿で働いています。
 


2018年09月02日 02:46

2018.9.1  陪審員の正義のこぶし

 遺伝子組み換え食品に不安と恐怖を覚える人は多いと思う。遺伝子組み換え種子と農薬をセットで販売するモンサント社が日本円で約320億円の損害賠償金を支払うようカリフォルニア州の裁判所が命じた。訴えたのは46歳のジョンソンさん、彼は学校の校庭を管理する雑草取りや整備作業をやっていた。モンサント社が開発した除草剤を長年使用したのが原因で悪性リンパ腫に罹り末期ガンになったと訴えた。陪審員は原告のその言い分を認め、モンサント社に対し危険である旨の説明を十分していなかったとして2018810日に支払い命令の判決を言い渡した。

 遺伝子組み換え作物の安全性については研究者や研究機関も除草剤の成分であるグリホサートに発ガン性があり製造の中止と使用の禁止を唱えていた。 国際がん研究機関もヒトに対して発ガン性があると警告している。この判決を起点に世界中の遺伝子組み換え作物がなくなり、食卓から消える事を多くの人は望んでいる。

 残念なのは、日本が遺伝子組み換え食品を大量に輸入していることで、除草剤耐性を持った作物や殺虫毒性を持つ作物が陸揚げされ、加工された食用油や乳製品、醸造酢、正油、ソース、みりん、コーンフレーク、生肉の果てまでも数えきれないほどの商品が店頭に並んでいる。これ等の商品には遺伝子組み換え表示がされていない。だから私たち消費者にはまったく分からない。

 その理由は表示法に問題がある。遺伝子組み換えで生成したタンパク質が加工の段階でアミノ酸などに変性してタンパク質の検出が困難だとして表示義務から外されている。そのために私たちは遺伝子組み換え食品を大量に食べている可能性がある。また加工原材料が重量に占める割合が上位3番目以内で、しかも原材料に占める重量の割合が5%以下であれば表示する義務はないとしている。
 それでは表示義務のある食品はと云うと、大豆、豆腐、豆乳、納豆、味噌、大豆もやし、大豆の煮豆、じゃがいも、ポテトスナック菓子、冷凍じゃがいも、とうもろこし、コーンスナック菓子、ポップコーン、コーン缶詰、コーンスターチ、生パパイヤ、ドライパパイヤなどの一部のみ。

 因みに、遺伝子組み換え食糧の輸入量は、http://tenkabutsu.com/gmo を参照
 ・とうもろこし  1500万トン輸入のうち 1300万トンは遺伝子組み換え 87
 ・大豆      300万トン輸入のうち  270万トンは遺伝子組み換え 90
 ・菜種      240万トン輸入のうち  200万トンは遺伝子組み換え 83

●食は養生の基であり、遺伝子組み換え食品はいつか健康被害をもたらす可能性がある。八百八病は体調が崩れた時に出ると言うから自己免疫力だけは高めておきたい。
旬の野菜は免疫力や抗酸化力、解毒力、排出力、を多く持っているのでご参考に。
 ・免疫力の強い野菜→レタス・白菜・小松菜・法連草・ブロッコリー・茄子・胡瓜  
 ・抗酸化力の強い野菜→イチゴ・ブロッコリ‐・ほうれん草・コマツナ・ピーマン
 ・解毒力の強い野菜→ ニンニク・ニラ・ショウガ・わさび・ネギ・キャベツ
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