2015年05月

2015年05月24日 17:00

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               キャベツとカリフラワーに防虫ネット
 朋遠方より来る有りまた楽しからずや。同朋たちが山形山に集ったのは平成3年の春だった。当時は、まだ小さな子供を抱えた若い夫婦たちで子供の教育にと山形山農場を紹介した新聞記事を読んで応募した人たちです。

 親子で畑に堆肥を撒き、苗を植え、草を取り、収穫を経験しながら、田んぼでも田植えや稲刈りを子供と一緒に体験をした。農にふれる親子の表情は明るく、作物を育てる面白さをゲーム感覚で楽しんでいるように見えた。子供が成長し夫婦二人の生活に入った今でも数人の人たちは月数回山形山農場にやって来る。畑仕事を手伝いながらキノコを植菌したり、混みあっている雑木を間伐したり農場全体の管理を手伝っている。

 山形山で身に付けた野菜の栽培技術は家庭菜園でも生かす人が多く、農業用資材は山形山で使用している米糠や木酢液、ミネラル、バイオノ有機などを手伝いに来た帰りに乗用車にのせ畑に運んでいる。有機農業に欠かせない防虫ネットもしっかり揃えてあった。中には小型耕耘機を買い乗用車で持ち運びながら野菜つくりを楽しんでいる。

 山形山と同じ肥料を使い続けると畑の腐植が進み、野菜は深いj滋味を持つ味に生長する。特に甘味系や旨味系に働くアミノ酸系肥料を適時使うと、プロ顔負けの美味しい野菜が作れるので家族には鼻高々のようです。会員の皆さんで家庭菜園を楽しんでいる人がいたら、是非この肥料を試して頂きたい。結果は2年以内の出ます。

 昨日はキャベツとカリフラワーの防虫ネットを25畝、合計750メートル張る作業に3人が来てくれた。最近の防虫ネットは通気性が良く風がネット内を素通りするように抜けるので、昔のネットと違い蒸れたり病気に罹る心配は少ない。またネットを張ったままでも上から灌水や葉面散布が出来るので助かります。

 特に今年は雨が少なく頻繁に灌水する必要がある幼苗などは、この防虫ネットなら作業性を損なわず、2000株の苗に一株5秒間の灌水で3時間ほどで済み。灌水液には、ミネラル2000倍、アミノ酸2000倍、木酢液1000倍、クロレラ2000倍の溶液を作り、葉や根から同時に吸収させている。光合成が高まるだけではなく、根や葉の生長点の細胞形成が早まり干ばつに強い野菜が作れる。余談だが、雨の少ない年は、なるべくカルシウム肥料は使わずカリウム肥料を使った方が良い。






2015年05月14日 15:17

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     美味しいキャラブキは、エメラルドグリーンに輝くヤマブキがいいのよ! 
                 と、採りごろを心得ている。
 
 山菜の旬の季節に山形山農園を3人の会員さんが訪ねてくれた。3万平方メートルの農園内には古代の植物や万葉の草木が何十種類か自生してiいる。自然を愛する人なら和歌を思い出したり、俳句好きの人は一句詠んでみたくなる。蕨やヤマブキ、ウドにアマドコロ、ヨモギ、カキドウシを摘み、夕飯は野に萌ゆる山野草で天ぷらやお浸し、ゴマ和えなどの料理が万葉ロマンを醸した夜で楽しんだ。

 夕方、4時過ぎに到着した3人は歓迎のお茶もそこそこに、収穫カゴを腰に結わえ包丁と鋏を持ち畑に出かける。静心荘から数十歩出たところには蕨やウドが群生している自然で、都会ではなかなか観ることの出来ない光景に感動の声は直ぐ上がった。
 
 採りたての山菜ほど美味しいご馳走はない。アマドコロは湯がいて、根本から食べると強い甘味を感じ、先端部分は心地よいホロ苦さがある。それが何とも言えない美味しさだと食べなれた人たちは言う。採りたての山菜は料理らしい料理をする必要もなく、サッと湯がいたお浸しでも十分楽しめる。ウドもアクは少なくザクザクと切った男料理でも評判が上々。
 
 昔、身体に不調を抱えていたという奥さんは、全有連の野菜のお陰で改善したと、嬉しそうな表情で喜んでいた。旦那さんは黒ニンニクと小さなパン屋さんのトーストはとに角旨いとニコニコ顔で話す。親戚のお姉さんは「野の花刺繍」の芸術家で植物の名前や特徴などの深い知識を持っていた。アマドコロの旨さを知った彼女は、こんな美味しいものが食べられるなら、と即入会してくれた。芸術家は右脳で判断するから決断が早い。3人とも豊富な知識の持ち主で話の耐えない一夜であった。
 
 数日後、旦那さんと奥さんからうれしい便りが届いた。ご自分の著書(俳句集)と今回の旅行で詠んだ15首も添えられた手紙で、俳句集には自然を詠んだもの、心を詠んだもの、どれも優しい感性の句だった。

 静心荘には「有朋自遠方来 不亦楽 」の書を掲げている。

 若葉萌ゆ穀雨に閏五月哉 
 
 
 
 
 
 





2015年05月01日 07:33

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囀りを背に聴きながら苗を植え
  こうやって、友人たちは30年もの間、山形山の農場に来て手伝っている。ありがたい、ありがたい事である。感謝、感謝で頭が下がります。中々できるものではない。この行為のお陰で広い農場はいつも種々な野菜が無農薬で育てられて来た。今回も二人の友人が昨日から静心荘に泊まり込み、舞茸の菌床を木陰の中に植え、九条ネギをマルチ畝に20センチ間隔で定植してくれた。九条ネギは2ヶ月後、立派に育ち冷麦に添えられ味を引き立ててくれる。

 農場の回りは大自然に囲まれ、有機農業をやるにはもってこいの環境にあり、小鳥や昆虫、タヌキや兎もオオタカやはハヤブサまでやってくる。木の実の少ない年などは熊まで出没する自然豊かなところだけに、小鳥の囀りや地鳴きは早朝から夕方までやむことはない。

 友人たちはこのような環境にノスタルジーを覚えながら月に数回手伝いにやってくる。朝10時から午後1時まで仕事をやり昼食を摂りながら2時間ほどおしゃべり、その後は市民温泉に浸り、心身に若さを注入して帰る。ありがたい人たちである。


 






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