2012年07月
2012年07月21日 16:57
天候が荒れ狂う日本列島の中で山形山農場は今のところ天災から免れている。
九州地方の人たちは繰り返し大雨洪水に冒され、何もかも失った人が多い。今日も九州北部地方から近畿北陸にかけて大雨警報と竜巻注意報が出された。天災は無情と知りながらも余りにも無残な仕打ちは悲しい。
このようなときに我が野菜の生育を喜べる状況ではないが、、無農薬で25年も作り続けていると、我が畑も天災は毎年つき物である。今年こそ病害虫は少なく天候も五風十雨と順調であるが、これは大変珍しいことなのだ。
それはさて置き、今年は事務員たちが自らの意思で農作業に参加し、体験で得た知識や感想を消費者にお知らせしようと云う高尚な気持ちになってくれた。これこそ家族の健康を担う良妻賢母の姿なのでしょう。
其の彼女たちが防虫対策をとった野菜の出来栄えと、取らなかった野菜の哀れな姿を目の当たりにしてタメ息を呑んだ。同じ畑で手を差しのべて育てたカリフラワーと自然にまかせたキャベツの違い。育てるという事は優しく手を差しのべることなのだ。