2008年08月

2008年08月30日 05:06

10万冊を誇るという古書店が仙台市の愛子(あやし)にある。私は、その店の二階が好きで月にいちにど立ち寄る。階段を登って左側にある農業書コーナを覗くのが目的。「キトサンの農業利用の理論と実践」という本に出会った。キトサンの農業利用についての専門書は非常に少ないので、この著書は貴重である。

十数年前になるがキトサン研究の第一人者、鳥取大学の平野先生が北海道の帰り、私共に立ち寄り勉強会を開いてくれた。それ以来、キトサンは手放せない農業資材となっている。

本の著者は、冒頭のあいさつ文に「消費者は、無農薬、無化学肥料、有機栽培、そして低硝酸野菜、高カルシウム野菜など、安全で健康によい農作物を強く求めている。人の健康と深いかかわりのある野菜類の硝酸の問題は、現代の農業技術が生んだ影の部分を象徴するもので、その対策は緊急かつ重要である。この低硝酸野菜の生産技術を確立することは、農業に携わる者の責務と考える」・・・と述べている。この文面だけで、わたしは著者に惚れ込んでしまった。


硝酸は、私も農薬や化学肥料と同等に危険で重要な問題と認識しており、著者の渋谷政夫氏に電話してみた。キトサンは窒素Nと相性が良く窒素吸収が高くなるので野菜の生長には良いのだが、欠点として残留硝酸値が高くなってしまうという。そこで光合成を高め分解させる研究を重ねたところ、その元素が見つかったと説明してくれた。

私達は、彼からの指導と共同研究者の小田氏からミネラル撒布を中心とした栽培技術を学び実践している。お陰で野菜類は元気だ。

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