2005年08月

2005年08月15日 04:22

旱魃が続く7月から8月上旬、山形山の里芋君、頭をちじめ水不足に耐えていたが、このところの雨で元気を取り戻す。黄変した葉も随分修復され十分な水量と温度でたくましい姿になっている。

里芋の近くに初めて落花生を植えてみた。定植後に虫が大発生し若葉がドンドン食害される。
一時は駄目かと思ったが粉末除虫菊を2回散布して撃退。それ以降、虫は寄りつかなくなったが、新たな問題が発生していた。

落花生の種子を分けてくれた奥さんのアドバイスに従いマルチ栽培をした。ところが今年は、上旬の大旱魃、この期間に受粉した雌しべがマルチ内に入ってもなかなか成長できない条件になっていたのだ。農場に家族で遊びに来ていた都立高のイトウ先生の勧めで早速マルチを外す。これから受粉した雌しべは直接土に入るように・・・

生ゆでの落花生は旨いらしいから

2005年08月09日 18:32

雨の少ない日が続き野菜や果樹が悲鳴を上げていた。元気な雑草さえ気孔を閉じて
黙りを決めるほどの暑さだった。

我が山形も真夏日が12日も続く異常、一雨降ってくれたのでホッとした。
特に里芋は、この暑さと乾燥にほとほと苦労していた。うちの里芋は変なクセがあり
熱暑が続くと葉を裏返しにする。

2005年08月05日 06:55

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この暑さは些かまいる。我々の動きもちょっと鈍くなってきた。 ところが稲にとっては最高の条件らしい、一斉に出穂が始まった。我家の稲穂も元気に顔をだす。

合鴨君に随分いじめられ、貧弱だったあの稲が、よく頑張ってくれた。 振り返ると田植え後の低温時には03年型冷害になるのでは? と多くの人達も心配する寒さが続いたこともあった。 本当に暑い夏が来てよかった。 汗せ吹き出す暑さでも食べるものが豊かであれば。

稲の花が咲いた。 この頃の高温は受粉率を高める。

2005年08月02日 13:17

久々に山形山農場クラブの人達が、新潟から仙台から山形の地元から16人集った。
機械好きの一人に稲刈り機のオーバーホールをしてもらう。6人は合鴨田のネット片付け、残りの人達は、無臭ニンニクと通常のニンニク掘りを分担して作業を進めた。ジャガイモも掘ってみたが春の地温が低かったせいか玉揃いが悪く試食程度の収穫で次回に回すことにした。他にカボチャも稔った物は収穫し持ち帰ってもらう。

ニンニクは昨年10月半ばに播種した物だが、カボチャやジャガイモ、胡瓜などは春に撒いた。短い時間に成長するものだ。 暑い時期の野菜は体にカツを入れてくれる。 

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彼は果実つくりをはじめて25年になるらしい。、面は美青年のままだが、なかなかの研究家である。「葉が云々、木が云々、土が云々」と説明が始まる。そんな話を聞いている中に、この人は本当に果物づくりが好きなんだなと思ってしまう。

手塩に掛けた桃(暁星)が、今が旬で今年もいい味を出していた。小ぶりだが実に旨い。

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